僕の尊敬する大人計画の一人、阿部サダヲはかつてこんな言葉をスクリーンから僕達に向けた。
『舞妓haaaaaaaaaaan』!!!
ってことで今日も前回に引き続き『裏バイトツアー2008・夏!!』レポート!
福井県の山奥でカブト虫捕りの裏バイトに挑戦し、失敗に終わった僕等ナツメグとサイモンシン、その後は一路、京都を目指す。
まぁー京都と言えば花街。花街と言えば舞妓さんな訳でして。当然お寺なんてそっちのけで夜の街へと繰り出しす日々・・・。
祇園の近くの旅館に泊まり、連日旨いものばっかり食べながら、舞妓さん目当てに夜な夜なフラフラ〜っとしていると、まぁーいるわいるわ、舞妓さん。もーとにかく白い!その白さアタック使っても出ないよ!ってなくらいにとにかく白いわけでして!!
色黒より色白好きの僕等としては、どーしても舞妓さんと遊びたかったんですよ。でも・・・当然ながら一見さんお断りな訳で夢は叶わなかったんですが、よくよく考えるとこの舞妓さんって仕事、ものすごく興味深く、とってもレアな仕事なんですね(なんせ日本に50〜60しか存在しません)ある意味裏バイトです。
そして、この旅で色々と舞妓さんについて詳しくなったので。今回はそんな舞妓さんという仕事について、僕等の体験談を織り交ぜながら書いてみたいと思います。
さて、冒頭から舞妓さんって単語を連発してますが、そもそも舞妓さんってのは、芸妓さんになるための下積み時代の名称なんですねー。
んで、この芸妓さんになるまでの修行期間ってのが通常5年!5年という長〜い修行期間を経た舞妓さんだけが芸妓さんになることを許されるという仕組みな訳ですよ。
でもって、その仕事内容なんですが、その辺はご存知の通り、唄ったり、踊ったり、楽器(三味線やお琴)なんかの演奏をして、お客さんを楽しませる!!んで、どこで楽しませるかというと『お茶屋さん』な訳ですよ。
『お茶屋さん』・・・その軽いイメージとは裏腹に、このお茶屋さんこそが、京都の伝統を重んじる敷居の高っか〜い場所なんです。ほんと普通に一見さんはお断りされます。はい。
ってことで、まとめると、舞妓さんは花街にある置屋に身を預けここからそれぞれのお茶屋に派遣されて仕事をするって仕組みになっているんですねー。なんだか派遣って言葉が似つかわしくないんですが、実際に何百年も前からこの仕組みは変わっていません。
置屋が、いわば舞妓さんの会社。舞妓さんを修行したり、面倒を見たり、仕事を与えたりする訳です。そしてお茶屋は、僕等が舞妓さんと接触できる場、つまり『お座敷』と呼ばれているところな訳です。
あっ、ちなみに花街ってのは、置屋やお茶屋の集まった街のことであり、祇園甲部、先斗町、上七軒、宮川町、祇園東と、京都には花街5つあり、「五花街」と呼びます。
実際にこのお茶屋さんが数件連なった場所が花街で、僕等は夜な夜な祇園の花街に繰り出し、一回目の宴会が終わって、お客さんと店から出てくる舞妓さん達を眺めていました。
いや、眺めるだけしか出来ませんでした・・・。
続いて、そんな素敵な舞妓さんの世界の掟に付いて!!
舞妓さんとしてやっていこうと置屋の門をくぐった少女、そこに広がるのは世間一般の常識などは一切通じない伝統と格式を重んじる世界です。
基本的には舞妓さんになるには、二十歳までの女の子に限られていて、お座敷に出られるようになるには『仕込みさん』として、花街のしきたりや行儀作法、京都以外の出身の子には京言葉などを少なくても一年程は修行しなければいけません。
そんな訳で、中学校卒業と同時に置屋さんで修行を始める子がほとんどで、時には修行しながら中学校へ通うなんてケースもある程。
んで、そんな一年間の下積みを経て、ようやく舞妓さんに成る事ができ、さらにそこから5年間が本当の修業期間、徹底的に芸の修行を行います。そしてようやく芸妓さんになれるという、もー自分で書いてても分けわかんなくなりそうな複雑な仕組みなんです。
僕は、京都の町中で嬉しそうに笑う彼女達の中に、幼いうちから両親と別れ、強い覚悟をもって働く美しさを見た様な気がしました。
と言う訳で、そんな舞妓さんのきになるお給料なんですが。これ、全くありません!!なぜかと言うと、その修業期間の一切の面倒を置屋さんが見る代わりに、舞妓さんの期間のお金も一切出ないという仕組みなのです。
お客さんからのチップをもらえる事はあるんですが、それでも、そんなに大きな額を稼ぐ事はできません。
やがて5年間の舞妓さんを経験し、芸妓さんになると、ようやくお客さんからお金を得る事が出来る様になります。とはいえ、そのうちの3割は置屋さん入るのですが、それでもかなりの額を稼ぐ事はできます。
さらに、お客さんとしてやってくる人は、一見さんをお断りするくらいなので、かなりのステイタスを持った人々な訳で、そういった人達と若くして話す機会を持てるという意味でも、貴重な経験を得る事ができる素敵な仕事なんだと思います。
最後に、そんな舞妓さんに成りたい人の為に。
こちらのサイトでその条件等を見る事が出来ます。
京都伝統技芸振興財団(おおきに財団)こちらのサイトを見ればわかる通り、その条件は厳しく、これらの条件を全てクリアした上で置屋さんの厳しい審査があります。また、この年齢で舞妓さんになるというのは、親御さんの了承も当然必要で、しっかりと考えた上で自分の中に芯を通してから、挑戦する事をお進めします。
と言う訳で、『裏バイトツアー2008・夏!!』僕等の目で見た裏バイトレポートはまだまだ続く!お楽しみに!!
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