お金のなかった大学生二人が、様々な裏バイトを体験する裏バイトサークルを結成!その体験談などを更新しつつ、高時給バイトやハイリスクな裏バイト等を紹介!!
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〜裏のハローワーク〜裏バイト図書vol.1 

世の中の溢れんばかりの裏バイトファンとその予備軍、そして世の中で真面目に懸命に働く全ての人に捧ぐ新企画!!

その名も『裏バイト図書』はじめました。

いや毎度の事ながらなんか大げさに書いてみたけど、実際裏バイトファンなんてそんなもんほとんど居ないのも知ってるし、まして裏バイトするより真面目に働いた方が遥かに得るモノも多く、有意義な人生を送れる可能性が高いと言う事だって僕は充分承知しているつもりだ。

それでも、どーしても、裏バイトにまつわる話を書かなきゃ行けないのは、このブログのタイトルが裏バイトサークルなんて変な名前を名乗ってしまったからでして。いや、ほんと名前って恐ろしいもんですよ。

名は体を表すなんて上手い事言った人も過去に居る程、名前って奴は重要でして、僕もこのブログを立ち上げた当時は、裏バイトって奴の魅了されていた口でして。思わず裏バイトを全面に押し出した名前を勝手に付けてしまったんだけど。

今思えば若気の至りとか、男女の一時の過ちとか、まぶしすぎた君の思い出とか、気がつかなかった育ちすぎた鼻毛とか、なんかそう言った類いのものだと思うんですよ。

ただ、もー始めて1年半も立つ訳で、1年半も書き続ければブログ界では立派な中堅所でして、今更、僕の日常の日記やら、恋話やら、そーいうなんか生き生きした感じへシフトチェンジするのは無理な話なんですね。

まぁーそれもコレも全ての原因は僕に有る訳で仕方ないよね付けちゃったのは僕だし。っていう一種開き直りにも近い感覚で、でも、どーせ書くならせめて自分の書きやすい方向に持ってくしかないぜ的な精神とかも微妙に働いたりなんかしてまして、まーあれだ、冷やし中華も始まる季節ですしなんか僕も始めないとなって言うくらいの軽い気持ちでなんとな〜く、グダグダ〜と始めて見たいと思います。


・・・はい、始まった。

ということでね。新連載『裏バイト図書』なんだけど、なんてことは無い、ただのブックレビューですよ。ただ単に対象を裏バイトにまつわる本や漫画に限定したと言うだけで、別に目新しい物なんか何一つないんだけど。

それでも、僕が始めて裏バイトと出会ってから、実に沢山の裏バイト関連の本や漫画を読みあさったのを思い出して、同時に本屋さんに怪しいタイトルの本ばかりもっていく気恥ずかしさとかも思い出して。

吐く前の胃液にも似た酸っぱい感情を必死で飲み込みつつ、当時の記憶とともに裏バイト関連本を紹介して行こうかなと思っています。

と言う訳で一発目の裏バイト図書はこちら!!

裏のハローワーク
裏バイト関連の本は数あれど、王道であり、バイブルであり、入門書であり、専門書でもある。。ほんとに。裏バイトの何たるかを学ぶにはもってこいの決定的一冊です。

著者の「草下シンヤ」さんが世の中の裏側のお仕事をしている人々(僕的には裏バイター)の方々にインタビューをした内容をまとめた本、取り扱っている内容としては、当ブログでも紹介しているマグロ漁船や治験から、運び屋、詐欺師、臓器ブローカー等、その闇に包まれな仕事を実際に行っている人のインタビューがのっていて。

皆がみな、まぁ〜これでもかってくらいにぶっ飛んだ方々でして、いやいや、それはまずいでしょ。的なエピソードなんかも盛りだくさんでして。本来絶対に覗けない世界を垣間みることが出来るというだけでも買う価値はある。そんな一冊です。


そして、コノ本を読んだ当時の僕はと言えば、裏バイトって単語を知ったばかりの初心者もいいとこで。読後の衝撃と言ったらそれはもう、空島のインパクトダイヤルかっ!ってほど、作者が取材して吸収した衝撃をもろに食らいまして。

そっから、ずるずるとぐねぐねと、裏バイトの世界へと引きずり込まれてしまう切っ掛けとなった思い出の一冊でもあります。

と言う感じで、なんかブックレビューと言うよりも思い出話的方向に向かいそうな気もするこのコーナーなんですが。

裏バイト初心者から上級者まで、全ての人を満足させる一品じゃないかと思っているんで。興味のある方はお読みになってみてはと思います。

はい、と言う訳で、新連載・裏バイト図書vol.1は草下シンヤさんの『裏のハローワーク』でした。

注・裏バイト図書の本を普通の本棚に並べると、静まり返った教室でどうしても我慢できずに出てしまった、お前よくココまで我慢した!偉い!!的おならのような、ある種の特別な存在感を放ちます。

お取り扱いには充分ご注意ください。

次の更新までの暇つぶしと、夜のお供に
[ 2009/07/02 23:38 ] 裏バイト図書 | TB(1) | CM(0)
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  • 巨人戦券不正購入容疑で古物商逮捕『裏バイトニュース'09』  

    『裏バイトニュース'09!』ジャジャン!!

    こんばんは、今夜も裏バイトニュースのお時間がやってまいりました。
    キャスターは僕ナツメグでお届け致します、今夜も宜しく。

    ってことでね、夏の呼び声感じる今日のテーマはズバリ『チケット!!』

    夏と言えばチケットですよ。チケットはすごいよね、あの紙切れ一枚に、夢やら希望やら欲望やらなんだか色んなモノが詰まっているからね。

    僕も最近、今夏の富士ロックのチケットを貰うと言うなんともありがたい出来事が有りまして、『その瞬間、僕はあの薄い紙っぺらの中に無限の宇宙を見たんだ』って思わず自伝を書いてやろうかってな位、異様な方向にテンション上がっちゃったんだけど。

    まーほら、なんだ・・・そんな事は置いといてとにかくチケットにまつわる裏バイトニュースです・・・どうぞ。

    巨人戦券不正購入容疑で古物商逮捕…ファンクラブ特典悪用

    21年6月22日[読売新聞]


    読売巨人軍主催の公式戦チケットを転売目的で不正に購入したとして、警視庁は、埼玉県深谷市秋元町、古物商「ケイズ」経営の木暮出容疑者(37)ら2人を埼玉県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)の疑いで逮捕した。逮捕は20日。

    同庁関係者によると、同社は、巨人軍公式ファンクラブの有料会員がチケットを先行入手できる特典を悪用、約100人分の仮名などで会員登録し、不正にチケットを購入していたという。

    同庁関係者によると、木暮容疑者らは、有料会員に巨人軍主催の公式戦チケットが先行販売される巨人軍公式ファンクラブ「クラブG−Po」に複数の名前で会員登録したうえで、昨年3月〜今年3月に計4回、先行販売された巨人戦チケット計50枚(11万円相当)を、深谷市内のコンビニエンスストアで購入した疑い。

    同条例は公共の場所で転売目的のチケット購入を禁じており、同庁は、コンビニを「公共の場所」と判断した。

    巨人軍によると、「クラブG−Po」は年会費4800円(中学生以上)を払って有料会員になると、一般販売の26日前から先行販売分のチケットを抽選で購入できる。

    同庁関係者によると、木暮容疑者らは、昨年1月頃から逮捕前までに、男女約100人分の仮名などで会員登録し、逮捕容疑の50枚を含む計166枚(56万円相当)の先行販売分チケットを抽選で購入。自社のホームページなどで転売し、110万円を売り上げた。最も高額な場合、定価の約10倍で転売していたという。

    木暮容疑者は「巨人戦チケットを多数出品して客の目を引き、もうけたかった」と容疑を認めている。

    住所などが重複する不審な登録内容を発見し、巨人軍が今年3月、同庁に届け出ていた。

    ってことでね、以前紹介したダフ屋の裏バイトの逮捕ニュースなんだけど。

    巨人戦のチケットをファンクラブの公式サイトで手に入れて転売って言う至って簡単な仕組みながら、なかなか目の付けどころがよく、よく見つけるなーって感じ。

    とはいえ、さすがにここまで大々的にやってしまったら、そりゃー捕まる。住所一緒はさすがに・・・。

    という至って当たり前の感想しか湧いてこないんですが。別の新聞でもこのニュースが取り上げられていたんで、続けてこちらもどうぞ。

    <ダフ屋行為>巨人戦入場券、転売目的で購入…2容疑者逮捕

    21年6月22日[毎日新聞]


    プロ野球巨人戦の入場券を転売目的で購入したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は22日、埼玉県深谷市秋元町、チケット販売業「ケイズ」経営、木暮出(いずる)容疑者(37)ら2人を埼玉県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)容疑で逮捕したと発表した。

    逮捕容疑は、08年3月〜今年3月、4回にわたり、東京ドームで開催される巨人戦15試合分の入場券計50枚を転売目的で購入したとしている。

    約11万円で購入し、約24万円で販売していた。木暮容疑者は「インターネットの自社サイトで販売するチケットの品数を増やすため、偽名を使って購入した」と供述しているという。

    警視庁は、木暮容疑者らが08年3月以降に購入した巨人戦チケットは計166枚に上り、約54万円の転売益を得ていたとみている。

    偽名などで巨人軍のファンクラブに約100人分を登録し、入場券を抽選で購入する手口だった。偽名の中には「江川」「吉村」など往年の巨人軍選手の名字を使ったものもあったという。

    さて、大筋は一緒で恐縮なんですが、実はこの日、こぞって各新聞がこの話題をとりあげていて、そのとき僕はタイムリーにネットのニュースをチェックしてたんだけど。

    なんかダフ屋の裏バイトって結構日常的に起こっているような類いのニュースなのに、これだけメディアに露出してる事へ妙な違和感を覚えたんだけど。

    各紙一斉にこのニュースを取り上げた中でも、一番最初に記事として出してたのは読売新聞でして、あーそっかー、そういえば読売さんちの巨人軍だったっけな、ということを忘れていしまうくらい、僕はプロ野球に興味が無い事を思い出しました。

    ってことで今日はおしまい。

    また次回の裏バイトニュースをお楽しみに。

    ウラバーイ。

    次の更新までの暇つぶしと、夜のお供に
    [ 2009/06/24 00:46 ] 裏バイトニュース'09 | TB(1) | CM(1)
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  • 買い物代行の裏バイト 

    お買い物・・・僕等が日常的に行うそんな行為が裏バイトになるとしたらどーだろう?それはなかなか魅力的なバイトに思える。

    今日紹介するのは、まさにそんな買い物を代行してあげる裏バイト。

    体の不自由な人や、多忙を極める一部の方々に変わり、お買い物をして届けて差し上げるってお仕事だ。ふらふらーっとその辺のスーパーなんかで、フラフラーっとジャガイモやら人参やらタマネギやら肉やらを買って。

    『あら、依頼者は今晩カレーなんだ♪』なんて、のほほーんとした気持ちになってお金がもらえちゃう。うん、そんな訳はない・・・。

    と言う訳で具体的に解説して行くけど、この買い物代行の裏バイトは大きく二つのパターンに分ける事ができる。

    一つは冒頭でも書いた様に体の不自由な人や忙しい人に代わって買い物をしてあげて自宅まで届ける、あるいは、『今日は雨で外出したくない・・・』もしくは、『今日は何か体が怠い・・・』っていう怠け者向けなど様々なパターンがあるんだけど。

    この場合基本的には「便利屋さん」が業務の一環として行っている場合がほとんどで、それ自体を本業として募集しているってことはないので、この買い物代行のバイトをやってみたいって人は取りあえず便利屋さんの求人に応募してみるのが良いかと思う。

    とはいえ、便利屋さんって奴は本当に便利この上ない訳で、扱っている業務も力仕事系から、以前紹介した並び屋裏バイト冠婚葬祭のサクラ、彼氏彼女代行など本当に幅広く扱っているんで、必ずしも買い物代行バイトが出来るとは限らないんだけど、それでもバイトとしては面白いものが多いので、興味のある人には向いてると思うんだ。


    さて、こんな風に結構個人的ニッチな悩みを解決してあげる買い物代行の裏バイト。二つ目のパターンは、ある種の物に特化して、限定された地域やお店でしか売ってない様な物をゲットして郵送で届けるってな場合だ。

    例えば以前TVにもとりあげられていた、『ネコレ』って会社では、女性雑誌に載ってる洋服を変わりに手に入れて送ってあげるってビジネスで、わずか3人の従業員ながら年商1億円を稼ぎ出していて、目の付けどころ次第でビジネスとしても成立する様な裏バイトだということを物語っているんだけど。

    現在、買い物代行と検索すると、こっちのパターンの会社のホームページが嫌と言う程出てくる。基本的には、お客さんが希望する服なら服をネットや電話で探し出し郵送してあげるかわりに、代行手数料としてお金をもらうって仕組みで、こちらはビジネスとしてそれだけでやっていくことが可能なんだけど最近では飽和状態ってなくらいに似た様な会社が存在しているから、別の視点で何か見つけないとキツいんじゃないかと思う、が可能性はたっぷりだ。


    さてそんな魅力に溢れた買い物代行の裏バイトなんだけど、実は求人をおこなっているところが非常に少ないため、その手の募集を偽った詐欺行為も多数存在してるんだ。

    裏サイトの掲示板なんかだと、買い物代行の名目で募集している物に軽い気持ちで応募してみると他人のクレジットカードで買い物をしてそれを売り払う、いわゆる買い子詐欺に巻き込まれ、何も知らないうちに捕まってしまうってケースにも発展しかねないので、充分ご注意下さい。

    ってことで、今日はおしまい。

    次の更新までの暇つぶしと、夜のお供に
    [ 2009/06/21 16:50 ] 裏バイト情報 | TB(0) | CM(1)
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  • 中学時代に始めました〜せどりの裏バイト体験談・後編〜  

    前回のあらすじ・・・。

    中学時代、僕は一つのカードゲームと出会う。
    そのカードゲームは、僕の周りに薄い膜を造り出し。僕が元来持ち合わせていたオタク的側面は、その薄暗く湿った密閉空間の中で歪んだ方向へと成長していく。

    世の中には、暗闇の中でしか育たないモノがあるのだ。
    それは白く細くゆっくりと、ほのかに指す光を目指して成長を遂げ邪悪な何者かへと形作られていく。


    そして僕の場合、それは裏バイトという方向へと向かって伸びて行った。

    さて、いささか話を長く引き延ばしすぎたせいで後編に突入してしまった訳だが、いよいよ本題に入りたいと思う。

    前回記した様に、中学生の僕はマジック・ザ・ギャザリングと呼ばれるゲームと出会った。それは当時の僕に高尚で知的で先進的な印象を与え、瞬く間に僕をオタクの世界へと誘い込み、やがて僕は経済的な理由から裏バイトを始める。

    僕がこのカードを使って行った裏バイト・・・それは「せどりの裏バイト」であった。

    とはいえ、当時の僕は「せどり」という単語を知らない。
    それは結果的にせどりの裏バイトであっただけで、当時の僕にはそんな意識は蟻のまつ毛ほども無かった。

    さてそれでは、具体的な経緯を綴って行こう。

    当時のインターネットと言えば、今ほどは浸透していなかったにせよ、ことエロサイトを見る場合においては究極のポテンシャルを秘めていた、そしてもちろん始めは、単なる知的好奇心からであった。というのも、マジックザギャザリング関連の見た目のオタク感丸出し表紙の雑誌を買い求め、隅から隅まで読み尽くした当時の僕にとって、知的探求を行うべき場所はもはやインターネット上にしか残されておらず。

    マジック・ザ・ギャザリングについて調べ始めたのがきっかけで、ある掲示板に辿り着き、そこで個人間のカードの売買が行われている様を目撃する事となる。

    漫画MOONLIGHT MILEの中で、人間が代価エネルギーを求めて月へと進出する様に。僕がインターネットという新たな世界へと足を伸ばした事は、自然だか不自然だかわからない矛盾を内包していた。

    だが、その倫理的な解釈は抜きにして考えれば。今までお店でしかカードを売買は出来ないと思っていた僕にとっては、インターネット上の世界は革新的な場所であった。

    そこでは多くの人間が個人的なカードの売買を行っていて、しかもその価値観もバラツキが有り、僕の知る適正価格とは随分違っている部分もあったのだ。

    だから僕も、それらの先駆者に習って欲しいカードを安く売っている人の元へと書き込みをしてみた。

    『カード買います』と。

    するとネット上での売買は驚く程簡単に成立し、僅かばかりの値段で僕が欲しかったカードはあっさりと手に入る事になる。

    それは僕にとって近未来の幕開けであり、新エネルギーのフロンティアであり。黒船に乗ってザビエルだかペリーだかしらないけど、なんか禿げ散らかした外人がやってきたゾと言う様なニュースよりよっぽど衝撃的な事件だった。

    そして、ここから僕は本格的にせどりの裏バイトを始める。


    といっても、僕が始めたのはカードを安く仕入れて高く売る・・・ただそれだけである。気がつけば一年以上カードのことばかりを考えて暮らしていた僕に取って、そのカードの適正価格など、まるでかけ算の九九を暗唱する様に容易な作業だった・・・。

    それはまさしくオタクの自己満足と優越感の結晶であり。ぼくはその澄み切った知識をお金へ変える事にしたのだ。

    まず僕は自分の持っているカードをリストにまとめ、適正価格より少しだけ高く設定して売り始めた。

    そしてそれらは驚く事に随分と売れた。

    すると今度は、自分の持っているカードの在庫が不安になる。当然僕自身も、コレクターとして絶対に手放せないカードは沢山有り、それらを手に入れる為にもカードを集める事が必要だった。

    だから今度は掲示板を徘徊し、需要の有りそうなカードを、しかも買い値より高く売れそうなカードを片っ端から買いあさり、それを別の掲示板で片っ端から売り払った。

    昼間は学校で勉学に励み、夕方からオタク仲間とカードゲームをし、夜はネットでカードを売買する・・・(現金の振込を確認してカードを送る、もしくはその逆)。そんな毎日は典型的なオタクライフに他ならず、そこには何か異様なエネルギーが存在し、それは僕をひたすら暗部へと突き動かす原動力となったのだ。


    気がつけばそこには、そのネット上の売買に置いて月に5万くらい稼いでいる自分が居た。

    5万である。。ろくなバイトもできない中学生に取っての5万円は非常に高価であり。さらに欲しいカードはみるみると僕の手元に揃って行く訳で。同じ時期にカードゲームを始めたポロリ等のオタク仲間の中でも、僕のデッキはそのパワーバランスを歪めてしまう程の力を持つ事となる。

    結婚にしかり恋愛にしかり、物事の破綻はパワーバランスの破綻だと置き換える事が出来るのかもしれない。もともと僕よりもオタク的側面を欠いた仲間達は、いよいよ僕に白い目を向け始め、僕は僕で、その潤沢な資金とインターネットを利用する事でますます強大な力を得る事となる。

    やがて仲間内で僕は負け無しの強さを誇り、始めた頃の純粋なゲームとしての楽しさは完全に失われてしまう。

    そこには世の縮図があり、それが彼等にとって面白くない事だということを理解するには、僕はいくぶん若すぎたのだ・・・。

    高校に上がる頃には僕達は以前程カードゲームをしなくなり、高校に上がり各々の世界が構築され始めると、それは完全にストップし荒廃して行った。

    僕も高校では恋だ部活だと真剣そのものであり、興味は主に女性へとシフトして行くため、いつの間にかあの異様とも言えるマジック熱も冷め。気がつけばそれまで必死で集めた僕のカードコレクション(30万円相当)は押し入れの中へと追いやられてしまった。

    こうして奇妙な一点のシミの様な物を残し、マジックザギャザリングは僕の前から完全に姿を消した。

    それは、みすぼらしいサナギから一匹の毒蛾が飛び立つ様に、僕のその後の人生を怪しく彩るために必要な期間だったのかもしれないのだが、それでも終わりは余りに唐突であり、僕には若干の名残や戸惑いもあった。

    だが世界は終わり、新しい世界が始まる。

    この体験は僕の中の柔らかな核となる部分に働きかけ、その骨格を歪んだ形へと変化させてしまったのかもしれない。

    もちろん、今思えばの話だが・・・。

    ふー、と言う事で、なんか二夜連続で長々と当時を振り返って書いてみた訳なんだけど、僕の中では、結構大変な体験だった訳ですよ。

    この話から皆さんが得る物はほとんど無いに等しいかもしれませんが、唯一裏バイトに関連するこの話のポイントの様な物があるとすれば。

    それは、お金を稼ぐ上では、オタク的であることは少なからぬ幸福をもたらしてくれるということじゃないかと思います。

    お金を稼ごうと思ったとき、人は少なからずオタクにならなければいけません。なぜなら、普通の人よりも深い知識があって始めてそこに価値が出るからです。

    これは、ありきたりの一般論かもしれないけれど、それでも中学当時の僕は、そんな事をこの様に身を持って体験し、なんとなく理解したんじゃないかと今は思います。

    過去を振り返ることは、僕はあまり好きじゃないんだけど、こうやって振り返ってみて、あの頃の自分の中にあった正体不明の膨大なエネルギーが一体何だったのか、あるいは、当時の僕は何を思ってあんな事してたのか、そんな霧がかったモノの正体を見極めるのに、なかなか有意義な作業だったと素直に今日は思いました。

    長い文章にお付き合いいただきどうもありがとう。

    今日はおしまい。

    次の更新までの暇つぶしと、夜のお供に
    [ 2009/06/14 23:06 ] 自宅で稼ぐ体験談 | TB(2) | CM(1)
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  • 中学時代に始めました〜せどりの裏バイト体験談・前編〜 

    若気の至り・・・それは剣士が背中に負った一筋の傷跡の様に、人の記憶にひっそりと静かな跡を残し、時々思い出したかの様に疼めいては人を苛立たせる。

    ・・・そこに恥じらいと苦い記憶とを伴って。

    どんな出来た人間も、若さ故の過ちを繰り返しながら、それが地層の様にゆっくりと積み重なり、人生に経験と知性、そして深みとコクとちょっとした苦みを与えた末の成果物である事を僕達は忘れてはならない。

    そして、出だしから全く裏バイトに関係のないこのような話を何故したのか・・・それは今日お話しする内容が、僕ナツメグの若さゆえに至ってしまった裏バイトのお話、その体験談であるからに他ならない。

    そー、時は僕が中学生の頃まで遡る事になる、それは本当に若き日の僕の現実の姿であり、今でも思い出すだけで赤面してしまう程に、あの頃の僕はとにかく、ものすごく、猛烈に、完璧に、完全なるオタクであった・・・。

    これは、オタク時代のナツメグと、裏バイトとの偶然の出会いの物語・・・。

    さて、小学生の頃の僕の裏バイトのお話は、以前記した通りなのだが、いやなかなか、人は変化する生き物である。それがまして、感受性の高く何色にも染まりかねない危うさを持った中学生であればなおさらの事である。

    小学生時代、ゲーセンでブイブイ言わせていた僕が気がつけばオタクになっていたのは。
    猿→人、人→オタク、というダーウィンも驚きの進化だと呼ぶ事ができる、いや、呼べない。

    まーとにかく僕は見まごう事なき完璧なまでのオタクであり。その当時オタクと言う言葉はまだなかったから僕はただのキモイ奴だった訳で、そういった同級生の視線を一身に背負っていたのだろうがそんなものは全く気にもならなかった。なぜなら、真のオタクとはそういう生き物だからである・・・。

    それでは何故僕が、それほどまでに完璧なオタクと化してしまったのか、まずはその辺りの経緯からお話ししなければなるまい。


    中学生になった当時の僕は部活動にも所属し、なかなかの運動神経も相まってそれなりの地位を確立していたはずだった。しかし転機はいつも突然訪れる、それは真夏の晴れ渡った青空を不吉に黒く染め、邪悪な光と液体をもたらす雨雲の様に、何の前触れもなくやってきたのであった。

    そしてその原因は複雑な天気に比べれば遥かにシンプルであり。それは当時の僕のテニスのペアが、まぎれも無いポロリその人であったからだ(ポロリを知らない人はスロット代打ち日記を読んでね)

    彼は当時からとにかく駄目だった。いや、駄目という言葉がこの頃の彼に適切であったのかどうかは僕にも自信が持てない。なぜなら彼は中学の中では優等生の部類に所属していたし、先生にも気に入られ、学年の代表を務める程に皆の信頼も厚かった。

    しかし彼には裏の顔があった。
    それはピンクフロイドの名盤「The Dark Side of the Moon」が揶揄する様に、月の光の裏側の影であり、まさしく狂気そのものであった。

    そう、あれほどまでにスロットにハマる後の彼の駄目っぷりは、真っ白なシーツに染み付いた一滴の処女の血液の様に、すでに彼にうっすらとその影を落としていたのである。

    しかしそのころの僕といえば馬鹿の典型みたいな生き物であって、彼のそんな欠落した部分には気がつくはずも無く、彼に誘われるがままに、あるカードゲームを始めてしまった・・・。

    ゲームセンターを極め、ブラックジャックで賭け事を覚え、その後麻雀に没頭した日々を送りながら、やがて僕等が辿りついたのは何故かカードゲームだったのだ。

    多くの人はカードゲームと聞いて、何を言っているんだコイツは!と思っている事だろう。しかし世の中に存在するある種のカードゲームは、ブラックホールがその深淵なる闇の中へ万物を引き寄せる様に、暗く巨大な引力を持っているのだ。

    そして、この裏バイト体験談の発端はまさにこのカードゲームである。

    僕を薄暗い暗黒の時代へと誘ったそのゲームの名は「マジック・ザ・ギャザリング

    知る人ぞ知るカードゲーム界のキングダムであり、かの有名な遊戯王カードもこのマジック・ザ・ギャザリングを模して造られた程、このゲームは既に完成された深く美しい魅力を持ち合わせていた。


    ・・・今思えばあれは、美しい造形と深みある性格を持ち合わせた魅力的な女性への恋に似ていたのかもしれない、僕はそのゲームと言う名の女性に、深く深くハマり、気がつけば抜け出す事が出来なくなっていたのだ。


    その後は寝ても覚めても、僕はそのゲームの事ばかり考え、休みになれば、せっせと自転車をこいで、数少ないマジックの専門店に足しげく通い、かつてドラゴンボールのカードダスにハマった少年時代をダブらせながら、順調にカードをダブらせていった。

    しかし、カードダスと大きく違った点は、マジック・ザ・ギャザリングが高価であった点、実際にプレイする事が出来た点(しかも非常に面白い)しかも絵がものすごくカッコいい。そしてもう一つ、これがもっとも僕を強く惹き付けた理由な訳だが、レアなカードには全て値段がついていた点であった。そう、そのカードはお店に売り買いする事が出来たのである。

    今でこそ、遊戯王カードがあれほどまでに流行し、カードの売り買いが当たり前に感じられる様になったが、当時そんなことが起こりえるのはマジックだけであり、その価格も1枚100円〜5000円。さらに古い歴史を持つカードゲーム故、最も古い初版のカードに至っては、200万という破格の値段がついていた。

    僕はそんな高価なカードに憧れながら、せっせと英語版のカードを買い集め(日本語版もあったのだけど、英語版の方が安かったし、なんかカッコいいと思った)カードの枚数は瞬く間に増え、増殖する細胞が古い部分を捨て去る様に、僕の中の常識的部分は欠落して行った。毎週毎週、ポロリと僕と他二人のオタク仲間は、競ってカードを買い求め。実際にプレイしては、互いの持ち合うカードに嫉妬を感じ、ゲームの深さを実感し、またカードを買い漁る。

    それは、人がお金を使う最も典型的なパターンであり、同時に人がオタクへと変わる瞬間でもあった。

    やがて僕の貯金は無くなり、それでもカードは常に新しい物へと更新されて行く。
    僕はとにかくカードが欲しかった。
    そしてその為にはお金が必要だった。

    だから裏バイトを始めたのだ・・・。

    このカードを使って。。。

    えー、なんか書き始めたらテンション上がって長くなっちゃったんで、、具体的な裏バイトの内容は次回に持ち越し。

    続きはこちら

    次の更新までの暇つぶしと、夜のお供に
    [ 2009/06/13 01:09 ] 裏バイト体験談 | TB(0) | CM(0)
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    裏バイトの情報等は灰色背景
    ナツメグの体験談は紫の背景
    サイモンシンの体験談は水色
    その他管理人の友人、読者か
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